2025/04/09
社員と共に成長する!強靭な経営体質を築くには?
中小企業にとって、持続可能で強固な経営基盤を築くことは、競争力を維持し成長するための重要な課題です。本記事では、「人を生かす経営」と「労使見解」を基盤にした経営指針をもとに、強靭な経営体質を築くための具体的なポイントをご紹介します。
目次
1. 「人を生かす経営」とは何か?
「人を生かす経営」とは、「労使見解」を基盤とした人間尊重の理念に基づく経営スタイルです。この理念は、社員が働きがいを持ちながら、企業の成長に貢献できる環境づくりを目指します。 社員が安心して働ける職場環境を整えることは、企業全体の生産性向上にもつながります。経営者としては、「社員とともに成長し、信頼関係を築く」姿勢が求められます。
2. 自社の歴史と強みを知り未来へ活かす
自社の歴史や創業時からの理念を振り返ることは、現在の経営判断や将来への指針となります。略年表などを作成し、自社の強みや課題を明確化することで、次世代に活かせる戦略を立てることが可能です。歴史に学びながら、自社独自の価値観や地域社会との結びつきを再確認しましょう。
3. 対等な労使関係で組織力を高める
「労使見解」に基づき、社員との対等な関係性を築くことは、強靭な経営体質づくりに欠かせません。社員が安心して働ける環境を整えることで、労働力の最大化が可能になります。また、給与体系や労働条件についても透明性を保ち、公平な制度設計が重要です。
4. 「良い会社」として社会的評価を得る
地域社会や取引先から「良い会社」として認められるためには、信頼関係の構築が不可欠です。 社員が誇りを持てる職場環境づくりや社会的責任への取り組みは、企業価値の向上につながります。「良い会社」になるためには、「良い経営者」の育成も重要です。これらの取り組みは、企業全体のブランド力向上にも寄与します。
5. 三つの目的で強靭な経営体質を実現する
強靭な経営体質づくりには以下の三つの目的が重要です
「良い会社をつくる」こと
「良い経営者になる」こと
「良い経営環境をつくる」こと
これらは独立したものではなく相互に関連しています。社員一人ひとりが成長できる環境づくりと、それを支えるリーダーシップが求められます。
まとめ
以上の5つのポイントを実践することで、中小企業でも持続可能で強固な経営基盤を築くことができます。「人を生かす経営」の理念を軸に、一歩ずつ取り組んでみてください。社員とともに歩む姿勢こそが、未来への成功への鍵となります。
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