採用強化資料集

2024/09/05

「合同企業説明会」は同友会が発祥⁉ 同友会の共同求人活動とは

北海道中小企業家同友会では、会員企業が共同で求人を行う機会を設けています。同友会における求人活動は、単なる人材の募集ではなく、「若者に選ばれる魅力的な企業づくり」 を目指した、より戦略的な活動です。

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高校訪問から始まった共同求人活動

1969年に誕生した北海道同友会。当時の道内の新卒者は数多く道外へ就職する状態が続き、経営者は「若者が来てくれない、定着してくれない、育たない」と現代にも通じる悩みを抱えていました。北海道同友会は1970年から学校を訪問し、中小企業への理解を広げる活動を始めます。

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合同企業説明会の創設と全国への広がり


1972年には、複数の会員企業の求人情報が載った新聞広告を掲載し、説明会を兼ねた面接会を開催。これが現在の合同企業説明会の原型となりました。北海道同友会が初めて使った「合同企業説明会」という名称は、その後全国に広がり、同友会運動の重要な柱の一つとなりました。


合同企業説明会 発祥

インターネット時代の共同求人活動


学生の就職活動がインターネット中心に変化したことを受け、北海道同友会はエントリー機能を備えた求人サイトを構築。この仕組みは全国に広がり、「Jobway」として共同求人活動ネットワークを拡大しました。


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紙媒体に注目! 求人誌を復活

インターネットを使った採用活動が全盛の昨今、採用活動は激化の一途をたどり、地方の中小企業は採用難による人手不足を強いられています。そこで北海道同友会は2022年から、就職活動生向けに会員企業を紹介する冊子の発行を復活しました。2024年版は171社が掲載。高校、大学の授業などを通じ、就活生が直接手に取る紙媒体として重宝されています。


2024年版の求人誌はこちら

北海道 求人誌

函館支部の共同求人活動

人手不足が中小企業の恒常的な課題となる中、一社でできないことをみんなの力で実現するという共同の精神で求人活動を行っています。全道の求人誌への掲載の他、若者を採用できる魅力的な企業づくりを推進する活動や、採用に関するオープン学習会、学校訪問を通して大学・高校等との信頼関係を築くなど、多彩な活動を展開しています。


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