同友会から

2024/08/08

はこだて未来大生のハッカソンに協力

公立はこだて未来大学の学生が地元中小企業の経営課題解決策を競う「ハッカソン」が8月5日~8日、開催されました。

同友会函館支部道南みらい創造、政策の両委員会が開催に協力しました。

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ハッカソンとは?

ハッカソンとは、IT技術者がチームを組み、与えられたテーマに対して定められた期間に集中的にソフトウェアやサービスを開発し、アイデアの斬新さや技術の優秀さなどを競い合うイベント。プログラムの改良を意味するハック(hack)とマラソン(marathon)を組み合わせた造語です。


開催概要

☐主催(株)iDea

☐協力 一般社団法人北海道中小企業家同友会函館支部政策委員会、道南みらい創造委員会

☐参加企業 (有)稲場魚介苑(函館朝市の水産小売店)

☐テーマ 「稲場魚介苑のデジタル顧客管理革新」

☐参加学生 はこだて未来大生4チーム(3名1組)

☐内容 参加企業が解決したい経営上の課題を提示。学生が情報技術で解決するアイデアを構想から試作まで行う。経営者らの審査でもっとも優れたアイデアを決める。

学生の力が経営課題解決の糸口に


学生が情報技術を活用して中小企業の課題解決に取り組んだ今回のハッカソン。地元企業が抱える課題に対し、学生たちがシステムやアプリの開発を通じて新たなソリューションを提案。学生と企業が協力することで、革新的な解決策が生まれました。

地方の中小企業は、人手不足や都市圏との格差、市場の衰退など、少子高齢化や人口減少に起因する様々な社会的課題に直面しています。このハッカソンを通じて、企業は自社だけでは進めづらい技術革新の可能性を見出し、学生は実際の社会課題に対する解決策を開発する貴重な経験を積むことができました。

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中小企業における技術革新の現状


全国の中小企業経営者、経営幹部(個人事業主を除く) 1,000社へのWebアンケート調査(独立行政法人 中小企業基盤整備機構(中小機構)「中小企業のDX推進に関する調査(2023年)」)から抜粋


  • 【DXの取り組み状況】について「既に取り組んでいる14.6%、取り組みを検討している16.6%、必要だと思うが取り組めていない31.6%、取り組む予定はない37.2%」
  • 【DX に取り組むにあたっての課題(複数回答)】の上位は「IT に関わる人材が足りない28.1%、 DX 推進に関わる人材が足りない 27.2%」


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